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Grafana — メトリクスを美しく可視化するOSSダッシュボード

Grafana アイキャッチ
Grafana

Grafanaは2014年、スウェーデン人エンジニアTorkel Ödegaardが個人プロジェクトとして公開した、オープンソースのデータ可視化ダッシュボードです。Kibanaにインスパイアされて生まれましたが、特定のデータストアに縛られない汎用性が支持され、現在ではPrometheus、Loki、Elasticsearch、CloudWatch、Datadogなど多数のデータソースに対応するダッシュボードのデファクトに成長しました。

目次

この記事の目次

  1. Grafanaが解決する課題
  2. Grafanaの典型構成
  3. コミュニティとプラグイン
  4. Grafanaと類似ツール
  5. まとめ

Grafanaが解決する課題

Grafanaが解決する課題

Grafanaは「データを綺麗に見せる」ことに特化したダッシュボードソフトです。CPU使用率、HTTPレスポンスタイム、エラー率、売上推移など、時系列データをグラフで一覧化するのに向いています。

1つのダッシュボード上で複数のデータソース(Prometheus + Loki + AWS CloudWatchなど)を組み合わせて表示できる点が強み。「アプリのエラー率増加 → そのとき何のログが出ていたか」を1画面で追える、Observability時代の入り口です。

Grafanaの典型構成

Grafanaの典型構成

Kubernetes環境の典型構成は「Prometheusでメトリクス収集 → Grafanaで可視化 → 異常時はGrafana AlertingまたはAlertmanagerで通知」。ログ系は「Promtail → Loki → Grafana」、分散トレースは「OpenTelemetry → Tempo → Grafana」と、Grafana Labsが提供する一連のスタック(LGTM Stack)でObservabilityを完結できます。

Grafana自身もアラート機能を備えており、ダッシュボードで設定したパネルから直接アラートルールを書けます。Slack、PagerDuty、メール、Webhookなどに通知可能。Prometheus + Alertmanagerと併用する場合は重複しないように設計しましょう。

コミュニティとプラグイン

コミュニティとプラグイン

Grafanaの強みは「他人のダッシュボードをそのまま使える」点。公式サイトの Grafana.com にコミュニティが公開した数千件のダッシュボードがあり、IDを入れるだけでインポートできます。Kubernetesクラスタ全体監視、PostgreSQLパフォーマンス、AWS EC2監視など、典型パターンの大半は既製品があります。

プラグインで独自データソース・可視化パネル・認証拡張なども可能。商用Grafana Enterprise はSSO、監査ログ、レポート出力などの企業向け機能を提供しています。

Grafanaと類似ツール

Grafanaと類似ツール

ダッシュボード分野ではKibana(Elastic Stack専用)、Datadog(フルマネージド商用)、Chronograf(InfluxDB専用)などの競合があります。「自前運用+OSS」ならGrafanaが最有力、「全部マネージドで楽したい」ならDatadogやNew Relic、という選び方が現代的。

近年Grafana Labsが商用Grafana Cloudを大きく伸ばしており、「OSSのGrafanaをマネージドで使う」選択肢も増えました。自前運用の手間とコストを天秤にかけて、規模に応じて選ぶのが現実解です。

まとめ

Grafanaは「データを可視化する」と言えばまず名前が挙がるOSSで、現代Observabilityスタックの顔役です。Prometheus・Loki・Tempoと組み合わせて、Webサービス・インフラの「見える化」基盤を作る基礎技術として習得価値が高いです。

※本記事はIT用語辞典の手書きドラフトです。公開前に最新情報・出典を確認のうえ加筆修正してください。

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